magnolia~日々是好日

雑記帳。日々のできごと。思いつくままに。 本館『magnolia』の日記代わり。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. --/--/--(--)|
  2. スポンサー広告|
  3. |
  4. トラックバック(-)|
  5. コメント(-)

熟年離婚

団塊の世代がそろって定年になる2007年。
熟年離婚が増えるだろうという予想がある。

結婚25年を過ぎた夫婦の離婚率は、この10年間で2倍。30年を過ぎた夫婦では、3倍にも上るそうだ。
そのほとんどが妻からの申し立て。夫にとっては「寝耳に水」という事態もあるらしい。

先日、夕食後テレビのチャンネルを変えると、中高年のアイドル綾小路きみまろ氏が出ていた。
毒舌漫談で、中高年の夫婦を揶揄していた。
「女房は亭主の食事より、ポチの食事に気を使い」
「あなたと一緒のお墓に入るのは嫌だと言われ。ああ、はかない人生」といった具合だ。
観客の中高年の奥様方は大笑い。
わたしもぷっと吹き出す台詞があったが、目の前で夫がボソッと
「この漫談の、どこが面白いのかわからない」とつぶやいた。

ああ、こういうところなんだろうな、と思う。

客席の中高年女性が笑い転げるのは「身に覚えがある」からであり、
夫が「面白くない」と感じるのは、女房がそんなことを考えているとは夢にも思わないからだ。
あれは、綾小路きみまろの作ったネタだと思っている。
ありもしないことを大げさに言ってるなあ、と感じているのである。

団塊の世代の多くの男性は、「仕事人間」と言える生活を送ってきたのではないだろうか。
働き蜂と呼ばれ、家庭を顧みず、家事は妻の仕事、子育ても妻の仕事、近所づきあいも親戚づきあいも、
果ては自分の親の介護も妻の仕事として、自分は積極的に係わってこなかった人もいるのではないだろうか。
家族との会話も少なく、妻が心の底でどんなことを考えているのか。
表面上、まずまずの水準の暮らしができていて、妻が表立って何も不満を言わなければ、
家庭は安泰だと思いこんでいる人が多いと思う。

定年後、多くの男性は「夫婦二人で仲良く暮らしたい」と考えるようだが
妻の方は「毎日家にいる夫が邪魔だ」「毎日3食、夫の食事の世話をするのがわずらわしい」と感じる人が多いらしい。

これには、男と女のコミュニケーションに対する温度差も大いに関係するのではないか。
男は「言わなくてもわかる」「言葉にしなくても通ずる」というのを好むが、
女は「会話したい」「話したい」「聞いて欲しい」という欲求が強い。

夫は「不平を言わないのは満足している証拠」と思っているが、
あなたに不平を言わない妻は「満足している」ということも言わないに違いない、とわたしは思う。
女は可も不可も、言葉に出して確認しあうものだ。
「満足している」と言葉にする妻は、本当に満足しているが
「不満だ」と口にしない妻が、本当に満足しているとは言いがたい。

GWに実家へ帰って、母が講読している雑誌を読んだ。
母の世代が読む雑誌なので、やはり「定年後の夫婦のあり方」などの記事が組まれている。
その中で中村メイ子さんが「夫に不満のある方へ」としてある提案をしている。
その中のひとつに

夫がこうしてくれたらラクだなと思うことを3つくらいつくって、提案してみることです。
「最後にお風呂の栓を抜いておいてくれる?」とか、小さなことから始めてみます。


とあった。

わたしはそれを読んでビックリした。
60過ぎた大の男に頼むことが、そんな程度のことなのか?
敵は定年退職して時間の有り余っている大人だ。
頼むのならば、「昼ごはんはお父さんが作って」でもいいだろうし、「掃除機はお父さんがかけて」でもいいだろう。
3歳児じゃあるまいし「お風呂の栓を抜いて」とは!
そんなこともさせないで25年も30年も一緒にいたんじゃ、そりゃあ爆発もするでしょうよ。

2007年の4月には「離婚時年金分割制度」という年金改革が行われる。
夫婦の合意、または家裁の決定があれば、離婚後も結婚期間に応じて公的年金を最大2分の1まで分割できるようになる。
「離婚するなら、2007年」の言葉を胸に辛抱している奥さんも多いかもしれない。

こんなことを考えたのは、職場で若い奥さんたちが集まった雑談の場で、
「もし離婚したら・・・」という仮定で話をしたときに、その場にいたほとんどの人が身の振り方を考えていたのに驚いたからだ。

既婚男性諸氏、恐ろしくはなりませんか?
スポンサーサイト


  1. 2006/05/07(日)|
  2. 夫婦|
  3. 夫婦 人間関係 |
  4. トラックバック:0|
  5. コメント:2
<<捨てられない人 | ホーム | 曙よ、春は過ぎた。>>

コメント

既婚男性で~す。

 >夫は「不平を言わないのは満足している証拠」と思っているが、
あなたに不平を言わない妻は「満足している」ということも言わないに違いない、とわたしは思う。

 う~ん、でも、どうなんだろ?
 こっちから確認できないですよ。「Are you happy?Are you satisfy?」
 だがしかし、嫁さんから「ありがとう」と言われる回数は多分他の家よりは多いであろうとは思い込んでますけれど。
 
> 女は可も不可も、言葉に出して確認しあうものだ。
 「満足している」と言葉にする妻は、本当に満足しているが
 「不満だ」と口にしない妻が、本当に満足しているとは言いがたい。

 んんん。なるほど~。
 

  >既婚男性諸氏、恐ろしくはなりませんか?

 それがイメージの中にあるということ自体は、シュミレーションの1つとして悪いことでは無いと思うんです。人生は何があるか分からないですから、いろんな事を想定はしておいた方が良い。

 でも、それを複数の他人の前で発表するという事が恐ろしい。

 みんな「今の幸せが永遠に続くかどうか」不安なんだろうか?
 それとも、結婚生活が不満なんだろうか?
 シュミレーションするのは悪い事じゃないけれど、じゃあイメージして口に出したその「離婚」を最悪な物だとして、それに至らないように知恵を出し合って、汗を流し合うのが「幸せ」なんじゃないだろうか?

 そういう結論に至ったんなら、そういう雑談も意味ありそう。

 でもね。木蓮さん。
 こうして、意味の無い雑談なんかにもそれなりの意味を持たせようとしてしまうのが〈男〉のサガなのかもね。(いや、私だけかもしれないけれど・・・)
 「そういう事に全然気付いてくれないや」って私も嫁さんに対して思うこともある。
 「私の言ってることを先回りすんな!」って嫁さんが怒ることもある。
 
 
 「分かり合えないから 面白い!」

 というハッピーカウンターは、効いてますよ~。まさにその通り。 あははははは~。 
  1. 2006/05/14(日) 07:44:05 |
  2. URL |
  3. フクフク丸
  4. [ 編集]

んんん~~

多分ね。
わたし達の世代では「熟年離婚」は少ないのではないかと思うのですよ。
離婚するのに、世間体がどうとかいう時代ではないし、親も「辛いことがあったら、帰って来い」と言って送り出す時代ですから。
我慢に我慢を重ねるよりも、「やり直すなら若いうち」と決断は早いと思う。

ただ、長年文句一つ言わず夫婦でいた奥さんの腹のうちを、団塊世代の男性は本気で考えたことがあるのかなあ、と。
「メシ、フロ、ネル」で会話を終わらせている人がまだ居るとしたら、2007年を前に、女の本音をこういうところででもちょっと読んで、奥さんに優しい言葉のひとつでもかけてくれたらなあ、と思ったのです。

団塊の世代が、こんなブログ読んでるわけないか(^^;
とも思うのですが。

もう終身雇用の時代ではないし、結婚も「永久就職」ではないと女は学習している。
男の人の意識はどうなのかな?と思ったのです。

丸サマのところは大丈夫ですよ。
奥様の様子を、つぶさに観察しておられるようですから(^^)

いきなり三行半を突きつける女性は、自分のことを一人の人間として認めてもらえないところに不満があるのだと思います。

けんかをするときの女性の常套文句に
「もう口きいてあげないわよ!」というのがあります。
女性にとって、いかに会話が重要なことかがおわかりいただけるでしょうか。

おりしも今日は「母の日」
奥様に「あなたの母親役」を降りてもらって、「あなたの妻」としてサービスしてあげてはいかがでしょうか。
と、提案してみます(^^)
  1. 2006/05/14(日) 08:09:35 |
  2. URL |
  3. 木蓮
  4. [ 編集]

コメントの投稿


トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://magnolia02.blog9.fc2.com/tb.php/240-e2e9b5d1
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。