magnolia~日々是好日

雑記帳。日々のできごと。思いつくままに。 本館『magnolia』の日記代わり。

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捨てられない人

「熟年離婚」なんて記事を書いたが、わたし達夫婦は仲が良い。
どこへ行くにも一緒だし、休みの日には必ず買い物や遊びに連れて行ってくれる。
休日のご飯は、夫が作ってくれることが多い。
今年はわたしの体調不良が続いたので、台所仕事はほとんど夫がしていると言ってもいいだろう。

そんなパーフェクトな夫であるが、やはり一緒に暮らしていると
「ちょっと、これは勘弁して・・・」と思うことがある。

夫は「備蓄体質の人」だ。
(以前にも書きました『貯める・捨てる』

何でも溜め込みたがる。物を溜め込むことに喜びを見出している。
ティッシュペーパーやトイレットペーパーの買い置きが無くなると大騒ぎだ。
「もう無い。買って来なくちゃ」
わたしは、いよいよ最後の1箱か2箱だな。と思ってからかってきてもいいと思うのだが
夫は「5個パックの新品」「12ロール入りの新品」が無いと、パニックに襲われるようだ。

そんな人なので、物が捨てられない。
自分の手元にあった物が、一つでも無くなることが耐えられないのだ。

独身時代、姑は家事をほとんどしない人だったので、夫は炊事も洗濯も自分でしていた。
当然、洗濯物などは溜め込むだけ溜め込んでから一気に片付けるので、
シャツをかけて干す洗濯ハンガーは常時30本以上あったらしい。
洗濯ハンガーが30本要るということは、シャツも30枚あるということだ。

部屋にパイプハンガーを置き、洋服収納に使っている半間の収納もあり、たんす代わりの衣装ケースもあり、押入れの中には季節外の衣装ケースを入れているが、この部屋の洋服収納の3分の2強は夫の服だ。
サイズが大きくて1枚が場所を取るという事を差し引いても、かなりの衣装持ちだと思う。

それでも夫は、買うことをやめられない。
買うのなら古いものを処分して。と言うのだが、それもできない。
見るに見かねて、わたしが自分の服を処分することで収納場所を確保する。
そうすると夫はそれを見て「それ捨てるの?まだ着られるのに」と言って、わたしを責める。

陶器市で買ったお皿を食器棚に入れるべく、使っていないお皿や、欠けてしまったけれど捨て切れなかったお皿を処分することにした。
ここにも夫登場。「捨てるの?」「だって欠けてるし」と言った会話の後で、夫がなにやら空き箱を持ってきた。
「ここに入れて、職場に持っていくから」と言うのだ。職場に持って行っても使わないんじゃ?と言うわたしの疑問に「使うか使わないか判らないけど、持って行く」と答える。
どうしても「捨てる」という行為ができないようだ。

物を大切にするという点では、素晴らしいなあと思う。
でも、必要最小限にしようという考えは無いらしい。
そんなこんなで、狭いアパートは物で溢れかえっている。


わたしの父も、「もったいない」と言って食べ物を捨てられない人だった。
父は、兄弟も多く、貧しい生い立ちなので、どうしても食べ物を捨てるということができなかったらしい。
母は、潔癖なところがあって、残り物を食べるというのが嫌いな人である。
残らないくらいの量を作れば問題ないのだが、どうしてもおかずが残ってしまう日もある。
そんな時は「お父さん捨ててもいい?」と聞くか、どうしても処分したい時は、父に隠れて捨てていた。

父が亡くなって何日経っただろうか。四十九日より前だと思う。
テレビをつける気にもならず、母と二人で父の祭壇のある部屋で夕食を食べていた。
二人とも話も弾まず、箸も進まず、料理が残ってしまった。
片付けようとお盆を持ったわたしに、母が小声で「これはもう捨ててね」と囁いた。
わたしは思わず「お母さん、お父さんはもういないから、大きな声で言っていいんだよ」と言ってしまい、「あ、そうか」という母と二人で、笑いながら泣いてしまった。

愛する人がいなくなると、「ちょっとねえ」と思っていた性格も、愛すべきものとして思い出される。
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  1. 2006/05/07(日)|
  2. 夫婦|
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  4. トラックバック:0|
  5. コメント:3
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コメント

足して2で割る

木蓮さんとご主人を足して2で割ると ちょうど良くなるのでしょうか ウフフ
きっと仲良し夫婦でいるうちに お互いが少しずつ譲り合って
ちょうどいい具合になるでしょうか?
今後の成り行きを楽しみにしている 「家政婦は見た」的な私です~(笑)

私も日用品に限っては 買い置きがないと不安です。
直ぐに買いに行けるわけではないので ウッカリしてると
使うときに無くなっていたりすることが あるので洗剤も予備が2つないと不安ですぅ
あ、それと 特売の後はストックが増えます エヘヘ

  1. 2006/05/07(日) 19:54:19 |
  2. URL |
  3. ねこみいにゃん
  4. [ 編集]

捨てること

私も、ものを捨てるのは苦手ですが、物心ついてから、「集合住宅」にしか住んだことがないので、意識的に、ものを処分するようにしています。
今の自宅のあるところは、目の前が商店街で、10分も歩けば、食料品・日用品の類はまかなえます。
そのため、買い置きをしなくてもいい、ということも大きな要因です。

加えて、夫の兄弟に物捨て魔の方がいるので、自宅にある義実家がらみのもので、処分したいものに関しては「物捨て魔」の方に、電話して「捨てても構わない」という言質を取り付けますw
義父などに突っ込まれても「○さんが『捨てていい』って言ったから」と反論できますので(苦笑)。

今のところ、義父から突っ込まれたことはないですが...

自宅から買い物の場所が遠い人はそういうわけにはいかないでしょうけど....
  1. 2006/05/08(月) 09:47:32 |
  2. URL |
  3. 葉桜
  4. [ 編集]

> ねこみいにゃんさん

誰かが言ってました。
「情熱の強い方が、勝つ!」

わたしが処分するスピードより、夫が物を持ち込むスピードの方が速いです。
物は増える一方です。
わたしも、何でもかんでも捨てるわけではないし
「もったいないな」の心も持っているのです。

その隙に夫がどおおぉぉ~~ん!と物を買い込んでくる。

そんなお金があるなら・・・くれ!(^^)

休みの間に夫が買い込んだ食料品で、冷蔵庫もパンクしそうです。
おかげで飢える事は無いんですけど・・・。


> 葉桜さん

そう。意識的に処分しないと、増える一方です。
多分、性格が遺伝しちゃったんですよね。
姑の家も、物であふれてるし。冷蔵庫の中なんて、20センチ四方くらいしか物を入れるスペースがないんだもの。
周りの物は、全て死蔵品です。

性格だから、しょうがないんでしょうか・・・。
  1. 2006/05/08(月) 17:53:53 |
  2. URL |
  3. 木蓮
  4. [ 編集]

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