magnolia~日々是好日

雑記帳。日々のできごと。思いつくままに。 本館『magnolia』の日記代わり。

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「ドッグヴィル」

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『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などのデンマークの異才、ラース・フォン・トリアー監督による衝撃作にして問題作。アメリカ・ロッキー山脈の村に、ひとりの女グレースがギャングに追われて逃げ込んでくる。初めは彼女をいぶかしむ村人たちだが、2週間で村人全員に気に入られることを条件に村に留まることを承認。献身的な肉体労働をこなすグレースだが、警察に手配されていることが発覚し、事態は急転する。



「人間の本質をさらけ出す!」なんてコピーが付いているが、これが人間の「本質」だとしたら、哀しい。
3時間ほどの長尺だったらしいが、そんな長さは感じなかった。

まず始まって驚くのは、セットがほとんど何もない。
広いスタジオに、各家の区切りは床に書かれた白い線だけ。
犬さえも床に絵で描かれている。
役者たちは各家に入るのに、何もない空間で目に見えないドアを開けたり閉めたりする。

何か、実験的な映画という感じ。

ストーリーは、閉鎖的な田舎町にギャングから逃げてきたグレースという女を、
初めは匿う村人たちであったが、そのお礼にとグレースが労働奉仕をすると、その便利さにどんどんと要求がエスカレートする。
逃げ出そうとするグレースを連れ戻し、労働と性的奉仕をさせる奴隷として首に鎖をつけ監禁する。

壁のない家が並ぶ村という表現は、
家の中でグレースに対して暴力がふるわれていても、それはその家の人だけの問題ではなく、村全体が同じ事を彼女に対して強いているのだ。
という表現なのかな、と感じた。
子供たちが遊び、村人が生活してる中で、線で区切られた部屋ではグレースが男に犯されている。
これは、怖いです。

グレースは、どんな仕打ちをされてもそれを許し、自分も村人と同じ境遇だったら同じことをしたと思う。
しかし、それは間違いだったと気付く。
自分が他人を「許す」などということは、「傲慢」なのだと気付く。
そして村には、最後の審判が下される。

夫を寝取られたと思いこんだ女性がグレースの部屋に来て、大切にしている陶器の人形を7つ全部壊す。
「もしあなたが泣かなかったら、壊すのをやめてあげる」と言うが、
グレースは泣いてしまう。
その彼女に対してのグレースの仕返しは、人形と同じ数だけいる彼女の子供。
7つの人形と7人の子供がここで結びつくとは。


ドッグヴィルの告白
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  1. 2006/06/25(日)|
  2. 映画の話|
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  4. トラックバック:0|
  5. コメント:2
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コメント

この映画、Gyaoでみましたよ~。いや~・・・、後味悪かった・・・。人間て怖いなぁ、と考えさせられた映画でした。
  1. 2006/06/26(月) 21:00:08 |
  2. URL |
  3. にょにょ
  4. [ 編集]

にょにょさん
同じ境遇だったら、やはり同じことをしてしまうかしら。
小さな閉鎖的な社会で、自分だけが「反対」を唱えるのは勇気がいるかもしれませんよね。
そんなことを言ったら、今度は自分がグレースの立場に追いやられるかもしれない・・・。

人間って、集団心理って、怖いですよね。
  1. 2006/06/27(火) 07:33:02 |
  2. URL |
  3. 木蓮
  4. [ 編集]

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